新型コロナウイルスは感染する時、ウイルスの先端にあるスパイクタンパク質をヒトの細胞に結合させようとします。
中和抗体は、ウイルスが細胞に感染する前に、先にスパイクタンパク質と結合してしまい、細胞をウイルスの感染から守る働きをします。
新型コロナウイルスに対するワクチンを接種することで、この中和抗体が体内で作られます。
ヌクレオカプシドタンパク質に対する抗体「IgG抗体(N)」の保有は、過去に新型コロナウイルスに感染したことがある可能性を示します。
スパイクタンパク質に対する抗体「IgG抗体(S)」は新型コロナウイルスに感染あるいはワクチン接種により中和抗体が産生された可能性を示します。
中和抗体検査では、このIgG抗体(S)の力価を調べます。
※中和抗体価の目安:4,160AU/ml以上
皆様、はじめまして。加藤貴志と申します。
私は約20年にわたり外科全般(甲状腺、乳腺、食道疾患、胃・大腸疾患、肝胆膵疾患、血管疾患、内視鏡外科)および救急、麻酔業務に従事してまいりました。私がこれまで医師として働いてくることが出来たのは、患者様が肉体的・精神的にお元気になられて、その喜びを共有させて頂くことこそが最大の生きがいであったからです。
皆様が豊かな人生を送られますよう、私も全力でお手伝いさせて頂きます。
1998年 | 自治医科大学卒業 |
2007年 | 東北大学大学院医学博士課程修了、 東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他 |
2016年〜 | 現職 |